
こんにちわ、らぶぽっぷです(^^♪
就活では面接だけでなく、ESや履歴書、筆記試験など多くの選考方法がありますが、一つ一つの対策を行うのも大変ですよね。
本当にこんな選考が必要なのか?と思うような選考もあり、それらが多くの学生を悩ませていると思います。
しかし、そんな選考でもしっかり見抜かれていると考えると気が抜けないもの。
もちろん気を抜いて選考に臨もうと考えている方はいないかと思いますが、それでも怒涛のように訪れるES地獄や面接地獄があると、疲れから気も抜けてしまいます。
今現在はそんな時期ではないでしょうか。
色々と初めての経験が多く、疲れてきているかもしれませんが、今が踏ん張り時です!
自分の将来を自分の望むものにするために、頑張りましょう。
それでは前置きはこの辺にしておいて、そろそろ本題に移ります。
今回は『選考で行われる小論文・作文を上手く書くためのポイント』について解説していきます。
目次
▶小論文・作文ではどんなところが見られているのか?
▶書き方のポイントはこれ!
▶まとめ

小論文・作文ではどんなところが見られているのか?

まずは、選考で行われる小論文・作文ではどのようなところが見られているのかを理解しておく必要があるでしょう。
問題とされるテーマは企業や業種などによって変わってくるので、必ずこれが出されるということは言えませんが、それでも企業側が見ている点には共通しているものがあります。
それは『論理的な文章構成力があるか』『理解力があるか』『臨機応変な対応力があるか』『論点がブレていないか』というこれら4点です。
多くの場合、60分から90分の時間内で書かなければいけないので、始まると同時に文章構成を考えなければ時間に間に合いません。
そのため時間を上手く使えるように、事前に対策出来るものは対策を立てておくようにしましょう。
それでは次章で4つのポイントについて詳しく説明していきます!
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書き方のポイントはこれ!

どのようなポイントを見られているのか理解していれば、上手く書くコツも理解しやすいはずです!
企業側が見ている点をしっかりわかって書くことで、選考の通過率も上がります。
それでは早速上記した4つのポイントについて説明していきましょう。
@ 論理的な文章構成力があるか

あなたは小論文・作文というものをどのように捉えているでしょうか?
言うまでもなく、自分の思った文章をただ書けばいいというものではありません。
時間制限がある中で書かなければならない上に、文章を書くのが苦手な方に陥りやすい問題は、読み手の存在を忘れて書いてしまうということ。
小論文にしても作文にしても、採点し、合否を決めるのは人です。
そのため、あなたを知らない人が読んでもわかる文章でなければいけません。
そこで大切なのが、『論理的な文章構成』をすることです。
もう少しわかりやすい言い方をすると、『起承転結』のある文章を書くことで、読み手も理解しやすい文章を作ることができます。
【 起 】:どんな問題が起こったのか
【 承 】:その問題はどんなことが原因で起こったのか
【 転 】:その問題を解決するためにあなたが行ったことは何か
【 結 】:その結果どうなったか、どんなものを得たか
【 承 】:その問題はどんなことが原因で起こったのか
【 転 】:その問題を解決するためにあなたが行ったことは何か
【 結 】:その結果どうなったか、どんなものを得たか
例えば「学生時代に頑張ったこと」という就活にありふれたテーマで、アルバイトに力を入れたパターンで説明すると
お客様に怒られた、後輩に上手く教えられなかった、仕事でミスが多かったなどが、起承転結の【起】だと言えるでしょう。
次に、どんなことが出来ていなかったからお客様に怒られたのか、何が足りなかったからきちんと後輩に教えられていなかったかなどが【承】
そして、問題を解決するためにどんなことを行ったのか、どんな出来事から問題を解決しようと考えたのかなどが【転】
最後に、その行動でどんな結果を得たのか、強みを得ること(伸ばすこと)が出来たのかなどが【結】となります。
つまり、この『起承転結』の考え方は小論文や作文に限らず、ES・履歴書・面接など就活における選考の全てに応用できる考え方なのです!
さらに、この書き方や答え方をすることで、話がすんなりと入りやすくなり、読み手や聞き手も理解しやすくなります。
もしなかなか上手く伝えられないというお悩みをお持ちの方がいらっしゃれば、一度この考え方を参考にしてみてください。
間違えなく伝え方は格段に上昇します!
A 理解力があるか

これは何の理解力かというと、『小論文や作文のテーマ(問題)の理解力』です。
要するに、問題のテーマをしっかり理解した上で文章が書けているかということ。
先ほども用いた例で言うと、「学生時代に頑張ったことは何か」と聞かれているにも関わらず、回答が将来どんな社会人になりたいかということについてばかり書いていては評価の仕様がありません。
どれだけそこで良い文章が書けていたとしても、問題をしっかり理解して、その問題についての回答でなければ意味はありませんよね?
そのため、きちんと問題のテーマを把握してから書くようにしましょう。
「そんなことする人なんていないだろう」と思われるかもしれませんが、時間制限がある中で焦りながら文章を書いていると案外起こり得るものです。
このような初歩的なミスで第一志望の企業の面接のチャンスを逃さないようにしてくださいね。
B 臨機応変な対応力があるか

これは少し特殊なケースでしか見られていないかもしれません。
そのケースというのは、「学生時代に頑張ったこと」や「理想的な社会人とは」のようにありふれたテーマではなく、業種にも全く関係ないような意外な質問をされたときです。
例えば自動車業界で『高齢化社会についてどう思うか』という時事的なテーマを出すというのもこのケースに当てはまるでしょう。
つまり、対策の立てようがないテーマに対して学生が臨機応変に回答できるかを見ています。
時事問題ならニュースや新聞を日々チェックしていればまだ対応は可能ですが、その質問をして何が知りたいんだ?と思うようなテーマを突然出される場合もあります。
このような時に、冷静にかつ論理的に回答できることが重要になってくるのですが、自分が全く関心がないテーマだったら大変ですよね。
では、そんな時はどのように対応すればいいのかについて説明しましょう。
それはずばり『あなたの得意な分野に無理やり持ち込む』です!
ただし、先程も述べたように問題のテーマからは逸れてはいけませんよ。
これが少し難しいのですが、上で例にした自動車業界で「高齢化社会についてどう思うか」というテーマで言うと
自動車業界についてはある程度調べているとすれば、その自動車と高齢者とを関連付けて文章を書いてください。
他にもっと詳しい分野があるのならそれと関連付けても構いません。
とにかく自分の詳しい分野に持ち込むことで、あたかも「私はここまで知っています」と言わんばかりに主張すればいいのです。(笑)
そして、曖昧にはせず、きちんと語尾で言い切るようにしましょう。
苦手な分野や知らない分野について答えるときこそ、自信満々で答えることが大切です!
「〜と思います」ではなく「〜だと考えます」「〜だと推測できます」のように強い語尾で終わるようにして、この学生は良く分かっていると思われるようにしてください。
C 論点がブレていないか

これは@やAのポイントとも少し共通しているのですが、文章の論点がブレていないかということも大変重要です。
長い文章を書いているとよく論点がブレてしまいます。
そうなると、読み手はこの学生は結局何が言いたいんだ?となってしまい、評価が下がってしまいます。
せっかくきちんと書けたと思っていたものが、相手に伝わっていなくて落とされてしまっては元も子もないですよね。
そこで論点だけはブレないように心掛けましょう。
では、そのためにはどうすればいいのか。
わたしが実際に実践していた方法ですが、やり方は簡単です。
まずしなければいけないことは『文章をいきなり書き始めない』ということ!
時間制限があると、早く書かなければという思いからすぐに書き始めてしまうのですが、すぐに書き始めてしまうと途中で修正に気付いても後の祭りになってしまいます。
いきなり書き始めるのではなく、最初にどんな構成で書くかという計画を回答用紙の空白に書きましょう。
テーマに沿った起承転結を自分で考え、その要点を始めに書いておくことで、かなり楽に文章を書き進められます。
次に、その『起承転結が質問のテーマにきちんと沿っているか』確認してください。
その段階で一度チェックしておくと、ほぼ論点がブレることはありません。
最後に大切なことは、『書きながら何度も読み返す』ということ!
スラスラ書けるときこそ、注意が必要です。
思い通りに筆が進むのはいいことですが、そういうときに限って相手に伝わりにくい文章になっていることが多いので、きちんと読み返しましょう。
さらに何度も読み返すことで、誤字脱字も発見できるので一石二鳥ですね。
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まとめ

今回は『選考で行われる小論文・作文を上手く書くためのポイント』というテーマでお届けしてきましたが、いかがだったでしょうか。
小論文や作文というと、どうしても受験のイメージが強く、就活ではあまり行われないように思うかもしれませんが、最近は小論文や作文を書かせる選考も増えてきています。
そのため、SPI対策をするのと同様に、これらの対策も事前にしておくといいでしょう。
特に小論文や作文に苦手意識がある方なら尚更対策が必要です。
なぜなら、この小論文や作文というのは面接で上手く話せない・伝えられない学生が高評価を得られる絶好のチャンスだからです!
つまり、ここでしっかりした文章が書けていれば、あなたの価値観・適性・能力などが企業側にしっかり伝わります。
面接に進む前に好印象を与えるためにも、対策をきちんと行っておきましょう。
それでは最後にもう一度今回のテーマのポイントを振り返ります。
@ 『起承転結』の揃った文章を書いて、読み手が理解しやすい文章にしよう!
A 問題のテーマをきちんと理解していないと、どれだけ上手な文章を書いていても無意味!
B 臨機応変な対応を見せるためには『あなたの得意な分野に無理やり持ち込む』!
C 自信があるように見せるためにも『語尾はしっかり言い切る』こと!
D 論点がブレないようにするには『いきなり文章を書き進めない』!
E まずは余白にどんな構成で書くか計画を書こう!
F 何度も読み返して誤字脱字がないようにチェックしよう!
G 小論文や作文は面接が苦手な人が高評価を得られる絶好のチャンス!
A 問題のテーマをきちんと理解していないと、どれだけ上手な文章を書いていても無意味!
B 臨機応変な対応を見せるためには『あなたの得意な分野に無理やり持ち込む』!
C 自信があるように見せるためにも『語尾はしっかり言い切る』こと!
D 論点がブレないようにするには『いきなり文章を書き進めない』!
E まずは余白にどんな構成で書くか計画を書こう!
F 何度も読み返して誤字脱字がないようにチェックしよう!
G 小論文や作文は面接が苦手な人が高評価を得られる絶好のチャンス!
これらのポイントを大切にして、選考で行われる小論文や作文でも高評価を得ましょう。
時間内に書き上げることや、長い文章を書くのは難しいですが、手順通りに書けばある程度は上手く書けます。
それでも苦手という方は、様々なテーマで自分なりに小論文や作文を書いてみてください。
何度か行っているうちに、段々とコツが掴めてくるはずです。
そして苦手意識を無くすように心掛けましょう!
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